京成金町線
葛飾区の京成高砂駅-柴又駅-京成金町駅の2.5km、
乗車時間にして、およそ5分間の路線です。
京成金町駅ー柴又駅間は、
都内では珍しい単線となっています。
ラッシュ時には10分に1本、
その他は20分に1本の間隔で運行されています。
4両の車体で、ごとごと住宅の合間を走ります。
ラッシュ時以外は高砂-金町間を折り返しで運転。
昔、金町-柴又間は、人が手で押して動いていました。
その歴史は…
*
明治32年(1899年)帝釈人車鉄道株式会社設立。
同年に日本鉄道(現JR常磐線)金町駅と
柴又間を結ぶ約1.2kmに
軌間610mmの人車鉄道を建設し運行を開始。
金町駅から題経寺(帝釈天)までの
参拝客の輸送を目的としていました。
明治40年(1907年)に
社名を帝釈人車軌道株式会社に改称。
全線専用軌道で、人車軌道としては珍しい複線軌道。
(今は単線なのに!)
停留所は金町と柴又に置かれ、事務所、
改札口、車丁小屋、便所、車庫も施設。(本格的!)
人車(客車)は6人乗りで、
押し夫の事を「車丁」と呼び、
通常は1人(強風時は2人)で
人車を押していたようです。
農家が手すきにときにやった、とか、
農家の次男がやっていた、
とか聞いたことがあります。
当時の営業報告書によると、
結構、高い収益を上げていたようです。
その後、京成電気軌道の進出の脅威にさらされ、
大正元年(1912年)に軌道の特許権を京成に譲渡し、
帝釈人車軌道株式会社は解散。
人車軌道を手に入れた京成は、
大正2年(1913年)に電車の運行を開始。
これが、現在の京成電鉄金町線の
京成金町-柴又間となっています。
というわけで、短い距離にもいろいろなことが
あったようです…。
乗車時間にして、およそ5分間の路線です。
京成金町駅ー柴又駅間は、
都内では珍しい単線となっています。
ラッシュ時には10分に1本、
その他は20分に1本の間隔で運行されています。
4両の車体で、ごとごと住宅の合間を走ります。
ラッシュ時以外は高砂-金町間を折り返しで運転。
昔、金町-柴又間は、人が手で押して動いていました。
その歴史は…
*
明治32年(1899年)帝釈人車鉄道株式会社設立。
同年に日本鉄道(現JR常磐線)金町駅と
柴又間を結ぶ約1.2kmに
軌間610mmの人車鉄道を建設し運行を開始。
金町駅から題経寺(帝釈天)までの
参拝客の輸送を目的としていました。
明治40年(1907年)に
社名を帝釈人車軌道株式会社に改称。
全線専用軌道で、人車軌道としては珍しい複線軌道。
(今は単線なのに!)
停留所は金町と柴又に置かれ、事務所、
改札口、車丁小屋、便所、車庫も施設。(本格的!)
人車(客車)は6人乗りで、
押し夫の事を「車丁」と呼び、
通常は1人(強風時は2人)で
人車を押していたようです。
農家が手すきにときにやった、とか、
農家の次男がやっていた、
とか聞いたことがあります。
当時の営業報告書によると、
結構、高い収益を上げていたようです。
その後、京成電気軌道の進出の脅威にさらされ、
大正元年(1912年)に軌道の特許権を京成に譲渡し、
帝釈人車軌道株式会社は解散。
人車軌道を手に入れた京成は、
大正2年(1913年)に電車の運行を開始。
これが、現在の京成電鉄金町線の
京成金町-柴又間となっています。
というわけで、短い距離にもいろいろなことが
あったようです…。
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